いつも『少年ハリウッド』への応援、本当にありがとうございます。
脚本続編制作企画への現状報告を兼ねたお知らせです。
以前、イベントで、先のことはまだまだ何も決まっていなくともアニメシリーズの続きの脚本だけでも書いて未来を用意しておきたいと皆様にお伝えしました。
今もその気持ちは変わりません。
ただ、皆様の応援のおかげで、当時と状況が少しずつ変わっていき、少ハリは全国ツアーをまわらせて頂いたり、彼らの声を届ける企画、来年のキービジュアルなどの新しい目標を持った企画もスタートしたり、活動の場も少しずつ増えています。
つまり、今の少ハリが動くチャンスを頂き続けているわけです。
続きの脚本のお話をした時は、こういったことは何も決まっていませんでした。
だからこそ皆様と一緒にとにかく彼らの未来に光を当て続けたい、せめて私にできることは脚本だと思っておりました。
正直なことを言うと、先に脚本を存在させることは、未来へ向け、彼らの命を灯し続ける最終手段であったわけです。
本来、一番の理想は、今の彼らが認められ、彼らの声や動きとともに言葉となることが約束された状態、つまり、制作環境が整った状況で脚本が必要とされる時がくるというもの。
今の彼らが頑張り、願わくば未来にまた素敵な奇跡が起きて、何らかの形で「また動く少ハリが見たい」というお話がくるようなことがもしもあった場合、それがいつどんな時代で、どんなお話の頂き方をするかもわからない中、先に脚本が存在してしまうと、様々な理由から足かせになってはいけないとも思っています。
テレビ放送から5周年を迎えた今も、彼らが活動する状況は皆様の応援のおかげで地道に続いており、まだまだ様子をみるべきなのではないかという結論に、良い意味で至りました。
ただ、脚本を楽しみにして下さっている皆様には、大変申し訳なく思います。
いずれ最終手段として書く事になるのか、必要とされてなのかはまだ誰にもわかりませんが、その時がきたら、私はもちろん動きます。
できれば最終手段は使いたくない、でも彼らの未来は見たい、そのジレンマの中で、どれくらいの期間になるかは現段階ではわかりませんが、今の彼らが活動を続ける時間を下さい。
改めて申し上げますが、これは、皆様の熱意あるあたたかい応援が生んだ前向きな形での様子見です。
彼らの未来を照らし続けて下さり、心より感謝いたします。
一同、引き続き尽力してまいりますので、どうか、少年ハリウッドへの応援を、これからもよろしくお願いいたします。
橋口いくよ
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